鍼灸には様々な可能性があると常々感じておりますが、今回は、認知症の緩和・予防に鍼灸が期待できることについてお伝えしたいと思います。
東洋医学では、「気血の巡りのよさ」が健康であることの基本です。
この基本を踏まえていけば、鍼灸は、認知症にも改善を期待できます。
具体的には、頭部への気血の巡りをよくして脳を活性化すれば、認知症になっている方でも脳の健常な部分がしっかり働いてくれるのです。
この頭部への気血の巡りをよくする方法として「頭皮鍼」があります。
脳に直接に鍼をしなくても、頭皮上の異常な反応のでているツボに鍼をすることで、脳への気血の巡りがよくなっていくことを多くの症例から実感しております。 ご来院している方の声はこちら>>
このように既に認知症になってしまった方の症状の緩和に頭皮鍼は有効ですが、理想としては、頭皮鍼で「認知症にならないように予防」することです。
鍼灸により頭部への気血の巡りがよくなって頭がクリアーに働くことを実感して頂きたいと思います♪
この頭皮鍼は、認知症に限らず、脳からの神経伝達が上手くいかないような症状(例えば、パーキンソン病)にも改善を期待できるかもしれません。
これからも、鍼灸の可能性を追求し続けていきたいと思います(^^)
kuma
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