初めての方へ
初めて当院へのご来院を考えている方は、当院のこと、鍼灸のこと、分からないことばかりだと思います。そこで、ここでは、ご来院前に知っておいて頂きたいことをお伝えします。併せて、当院のこだわりも読んで頂けたら幸いです。
ご予約・キャンセルについて
ご予約について
- 当院は 予約制 です。
- 予約の空き状況は、当院のFacebookで、随時お伝えしています。あくまで投稿時点での状況ですので、参考情報としてお考えください。なお、「くま」は男性鍼灸師、「かお」は女性鍼灸師のことです。
- 定休日は、月曜日・第四日曜日です。
- 都合により、臨時休業・営業時間の短縮・臨時開院することもありますが、そのお知らせも、当院のFacebookで行いますので、ご確認ください。
- ご予約は、原則としてお電話でお願いいたします。特に当日のご予約は必ずお電話でお願い致します(当日にお問い合わせフォームやFacebookのメッセージでご連絡されても、当方が施術中で気付けないことがあることをご了承ください)。
ただし、言語障害や聴覚障害のある方のご予約は、 お問い合わせフォームやFacebookのメッセージでも受け付けております。 - お電話でのご予約は、8時から20時までの間に受け付けています。9時スタートから19時スタートまでの治療枠から、ご希望の時間をお伝えください。
- ご予約時には以下の3点をお伝え下さい。
- 1、ご希望の施術メニュー、施術日時(希望日時は、第1~第3希望くらいまで考えておいて頂きたいです)、二人の施術者のうちのどちらか
2、すぐに連絡のつく電話番号(携帯番号が理想です)
3、今困っている大まかな症状(それまでの病歴や細かな症状は、ご来院時に伺います) - 小児はりの受付は15時半スタートまで とさせて頂きます。
- 施術中でも、ご予約のお電話には出ますので、遠慮なさらずに ご連絡ください。
- 休み時間などで院内に施術者がいない場合も、電話転送されるようにしております。
まれに転送されたお電話に出られない場合もございます。その場合は、留守番電話にご用件の録音をお願いいたします。 - キャンセル待ちをご希望の方は、ご希望の時間・時間帯をお伝えください。キャンセルが出たときには、受け付けた順番に従って優先的にご案内いたします。
- 当院には、女性の鍼灸師もおりますので、女性鍼灸師の施術を望まれる場合は、その旨お伝えください。※女性鍼灸師の施術の受付は16時までとさせて頂いております(17時以降は、男性鍼灸師の施術のなることをご了承下さい)。
- 当院の施術は、自費施術のみで、健康保健の適用は「あえて」しておりません(詳しくは、こちら)。
ご予約の日時変更・キャンセルについて
- 日時変更・キャンセルをご希望の方は、「できるだけ前日の20時までに」ご連絡をお願いいたします。
- やむを得ずご予約当日に日時変更・キャンセルを希望される場合は、必ずお電話でお願い致します(ご予約当日にホームページのお問い合わせフォームやFacebookのメッセンジャーでご連絡されても当方が気づけず、ご予約されていた日時に他の方のご予約を承ることができないので、ご配慮をお願い致します)。
- 営業時間外での日時変更・キャンセルのご連絡は、ホームページのお問い合わせフォームやFacebookのメッセンジャーからも承ります。お電話でのご連絡の場合は、留守番電話への録音をお願い致します。
- キャンセル待ちをされている方もいらっしゃいます。
お約束の時間の「直前に」お電話でご連絡を頂いても、キャンセル待ちをしている方のご予約を受け付けることができません。
常識ある対応をお願いいたします。
来院時間・持ち物・その他の留意点
来院時間について
- 初回のご来院にあたって
問診票の記入とお着替えの時間がかかりますので、お約束の時間の「10分前までに」ご来院ください。 - 2回目以降のご来院にあたって
落ち着いた状態で施術を受けて頂くために、またお着替えの時間がかかりますので、お約束の時間の「5分前までに」ご来院ください。 - お着替えに時間がかかりそうな方へ
お約束の時間から施術をスタートできるように、お着替えの時間を考慮したご来院をお願いいたします。
お約束の時間よりも早く到着された患者さんや付き添いの方へ
院内の待合スペースでゆっくりお待ちいただけます。
院内にはセルフケアや健康に役立つ書籍も多数置いてありますので、よろしければご覧になってお待ちください。
施術代・お着換えについて
- 当院は健康保険の適用をしてませんので、健康保険証をお持ち頂く必要はありません。お支払いは現金でお願いいたします。
- お着替えは、基本的にご自身でご用意して頂きます( 首肩から背中上部を容易に出せる半袖シャツ、膝上位まで容易に出せるハーフパンツや裾の広いズボンなど )
- お着換えをお忘れの場合や着替えを用意するのが面倒な方のために有料(200円)ですがお着換えの貸し出しもしております。
- 女性の方へ 施術中に下着を外して頂く必要はありませんが、施術しやすいように、ブラトップ・ガードルのような体幹部を覆うような下着はつけずにご来院ください。
お車でのご来院について
- 当院には、専用駐車場はありません。
近くにいくつかコインパーキングがありますが、まれに全て満車の場合もございます。
少し離れたパーキングに駐車する可能性も考慮して、時間に余裕をみたご来院をお願いいたします。お車でのアクセスはこちら>> - 久が原周辺は一方通行が多いので、カーナビを利用することをお勧めします。
症状の情報整理へのご協力のお願い
病院での検査結果や飲んでいるお薬、症状が複雑な方や病歴の長い方はその内容など、あらかじめ情報を整理しておいて頂けると、速やかに施術に入れます。
当院で使用する鍼と灸について
鍼について
注射針との違い
鍼というと、注射針をイメージして「痛いのでは?」と想像する方が多いので、まずは、鍼灸の針と注射針の違いをご説明いたします。
●針先の形について
注射針は、竹やりのような形をしているので、「体組織を切り裂くように 」体内に入ります。そのため、痛み・出血を伴います。
これに対して、鍼灸の針は、円錐状にキレイに磨かれているので、「体組織にもぐり込むように」体内に入ります。そのため、基本的に無痛で、出血することは殆どありません。
まれに内出血して青アザができる場合がありますが、数日でおさまり決して痕に残ることはありません。ご安心ください。
●針の太さについて
当院でベースに使用する鍼の太さは 0.16㎜で、髪の毛ほどの細さです。マッチ棒や注射針と比べてみると、その細さがよく分かります。
なお、施術を受けられる方の、刺激に対する感受性や症状によって、0.1㎜〜0.24㎜の太さの中で使い分けることもあります。場合によっては、刺さない鍼で施術する場合もあります。
ディスポーザブル(使い捨て) の鍼
当院では、ディスポーザブル(使い捨て) の鍼を使用しておりますので、ご来院された他の方からの感染のリスクはありません。
鍼の響きについて
鍼は基本的に無痛なのですが、鍼独特の「響き」が生じることもあります。
「さざなみが広がるような」感じや「ジワ〜っと体の奥の方のコリを直接に揉まれるような」感じがすると表現される方が多いです。
害のある感覚ではありませんが、気になる方にはできるだけ無感覚で施術できるように気をつけております。
お灸について
お灸って熱い?
お灸というと、てんこ盛りのモグサを燃やして熱さを我慢するイメージをもつ方が多いかもしれません。
しかしながら、当院のお灸は、そのようなイメージと異なり、米粒の半分くらいの小ささです。さらに、当院では湿らせた紙の上でお灸をするので、熱いというよりも一瞬ピリッと感じる位です。
それでも「お灸は嫌だ」という方には、温灸のみで施術いたしますので、ご安心ください。
当院こだわりの温灸
当院の温灸は、保温性の高い陶器の温灸器を用います。
温灸自体の熱に加えて温灸器も熱を保つので、じんわりエネルギーを補っていけます。
温灸器は底上げされているので、温灸の火が肌に触れることはありません。
なお、当院のビワの葉灸は、この温灸のじんわりした熱で、ビワの葉エキスを体内に浸透させていくものです。
通院の期間・間隔について
どれくらいの期間どれくらいの間隔で通院すればよいのかは、施術を受けられる方にとって、とても気になることだと思います。
そこで、できるだけ分かりやすく、ご説明したいと思います。
急性症状(発症から3日位まで)の場合
症状の変化が激しいので、症状が激しいうちは、間隔を詰めて施術するのが理想的です。
症状の程度にもよりますが、目安としては週に2〜3回の施術で 、できるだけ短期間での回復を目指します。
慢性症状の場合
●施術の期間について
どの程度の施術期間になるかは、症状が慢性化してからの時間が長ければ長い程、回復するまでの時間が必要となるものです。
具体的にどの程度の期間になるかは、施術の受けられる方の年齢・体力・症状の程度、施術を受けられる方の求める健康レベル(とりあえず辛い症状が落ち着けばいいのか、もっと根本的な回復を望まれるのか等)により、個々に異なってきます。
●施術の間隔について
施術の最初のうちは、変化が悪いですし元に戻ろうとする力が強く働きます。そのため、慢性症状でも最初のうちは間隔を詰めて施術するのが理想的です。 目安としては最初のうちは、週に1〜2回です。
その後、施術ごとの回復の程度をみつつ、「前回の施術効果が続いているうちに施術の効果を積み重ねていける」ように施術計画を立てていきます。回復の程度は、施術を受けられる方の体力・体質、生活スタイルにより個々に異なります。
そして、「多少無理をしても自力で回復できる」ようになれば、施術はひと段落します。
その後、健康管理(メンテナンス)を続けることが理想ではありますが、強制することはありません。施術を受けられる方の意思にお任せしております。
良くないパターン 〜 レベルの低い健康状態でのガス抜き
「前回の施術の効果がなくなるまで」間隔を空けてしまい、辛い症状の一時しのぎを繰り返すのが、このパターン です。
このパターンに陥ると、いつまでもレベルの低い健康状態のままなので、ぐずぐずと不快症状が続いてしまいます。
ご来院の回数のわりには効果がでないですし、いつまでもスッキリしないので、お勧めできません。