大田区 池上線 久が原の鍼灸・びわの葉灸院 はり灸末廣堂

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春の旬を味わう ♪

今週の定休日

 

お昼頃から晴れてきたので、ふと思い立って多摩川河川敷まで「春の旬」を狩りに行きました。

 

「春の旬」、何だと思いますか。。。?

 

それは。。。

 

 

「土筆(つくし)」です。

 

 

今年は、タイミングよく結構沢山とれました ♪

 

この土筆、春の旬ですが、薬草としての効能もしっかりあります。

 

薬草としての土筆の効能 ※


土筆は、他の植物が育たないような生存条件の悪い荒れた酸性の土壌の土地だからこそ、胞子茎を伸ばすのだといわれています。

 

そのように条件が悪くても成長する土筆は、とても生命力が強いだけに薬草としての効能もしっかりあります。胞子茎の頭の中にある黄緑色の粉に特に薬効があるそうです。

 

土筆は、フキノトウと同じように、そのほろ苦い味に「排毒作用」があり、利尿便通をよくするなど「毒下し」に役に立つのです(苦味の排毒作用については、こちら

 

フキノトウと同じように、冬の間に身体の中に溜まった毒を下すのに、古来から食べられてきたのですね。

 

土筆の食べ方


まずは、下処理として、ハカマを外すことが必要です。

 

そして、薬効をできるだけ残すために、胞子茎の頭の中にある黄緑色の粉を流し切らないように、水洗いは程ほどに。

 

調理は、土筆ごはん、天麩羅、佃煮風に煮つけ、卵とじ等、色々と楽しめます ♪

 

今回は、マッシュルームとあわせて、「卵とじ」にして頂きました(^^)

 

 

天然塩・塩麹・醤油麹で味付けをしたので、塩味・麹の甘味・土筆のほろ苦さがイイ感じに調和しておりました ♪

 

苦味は身体を冷やす作用(陰性)が強いので(詳しくは、こちら)、陽性の強い天然塩・発酵食品の麹と合せることで、陰陽の調和も図れたと思います。

 

春の旬としての土筆

皆さんも、楽しんでみてください(^^)

 

※ 参照文献:薬草の自然療法(東城百合子著)

 

 

 


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