大田区 池上線 久が原の鍼灸・びわの葉灸院 はり灸末廣堂

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鍼灸師にとってコミュニケーションは大切 ~ まちゼミ参加にあたって想う

「まちゼミ」

 

と聞いて、どのようなものか、お分かりになるでしょうか?

 

 

街で鳴いている蝉ではありません(笑)

 

 

「まちゼミ」とは、一言でいうと、「地域の個人店が開催する少人数制のミニ講座」のことです。

 

この度、来る今年の10月中、末廣堂のある「久が原」でも第二回のまちゼミが開催されることになり、当院も参加することになりました!

 

  

 

 

まちゼミの発祥は愛知県岡崎市で、今では全国400近くの商店街で開催されるようになっているとのこと

 

これからも益々開催される商店街が増えていく状況にあるそうです。

 

 

このように流行っている「まちゼミ」

 

何がポイントで、何が魅力なのでしょうか。。。?

 

 

まちゼミのポイントと魅力


 

まず、第一のポイントは「少人数制

 

そして、魅力としては、「ゼミを少人数制にすることで、個人店側のスタッフとゼミへの参加者との深いコミュニケーションが可能になり、ゼミの参加者は表面的な情報からだけでは分からないスタッフの人柄やお店の魅力を感じることができること」が大きいです。

 

沢山の受講生を集めてしまうと、どうしても「一方通行の」講座になりがちで、まちゼミの魅力が薄れてしまう。。。

だから、「あえて」少人数制のミニ講座にしているのです。

 

次に、第二のポイントは「基本的に無料(少しの材料費はありうる)」で「短時間の」講座であること

 

基本的に無料であって、短時間の講座であることで、敷居を低くして気楽に講座に参加しやすくしています。これも大きな魅力の一つだと思います。

 

それによって、お店になんとなく興味はあるけど店に一歩踏み込む気持ちになれない街の住人の背中を押すことができるのです。

 

 

だから、まちゼミの意義を一言でいうと、「店と街の住人とのコミュニケーションの場を設けること」といえる思います。

 

 

この「コミュニケ―ション」という言葉

 

 

AIが発達しつつあるこの時代に、人間らしい能力の一つとしてこれから増々重視されていくことだと言われていますが、我々鍼灸師にとっても、コミュニケーション能力は大切な能力の一つです。

 

 

では、なぜ鍼灸師にとって、コミュニケーション能力は大切なのでしょうか?

 

 

鍼灸師にとってのコミュニケーション能力の大切さ ~ 当院のこだわり


 

我々鍼灸師が施術するときに「無言で患者さんに物理的に鍼や灸をして、身体の調子を整えるだけ」、というのでは施術としては半分しかできていないといえるでしょう。

 

辛い症状を訴えてくる患者さんの言葉に真摯に耳を傾け、共感し、患者さんの目線に立って振る舞うことは、鍼灸師にとって、とても大切な能力だと思います。

そして、そのためには患者さんとの密なコミュニケーションが大切になってくるのです。

 

 

当院では、「患者さんの体と対話」するように施術を進めていくことを大切にしています。

患者さんのお身体の声を聴いて、鍼や灸の施術をし、その施術に対する患者さんからの反応に応え、そこで見えてきた問題やツボにアプローチしていく。。。

そして、施術中ベッドサイドで患者さんとの会話をし続けていくことで、患者さんの心の安定のお手伝いをし、症状の背景にある患者さんの問題を一緒なって考えていくようにしています(詳しくは「当院のこだわり」をご覧になってください)。

 

 

末廣堂のまちゼミ講座への想い


 

そして、この末廣堂のこだわりは、今回のまちゼミの講座内容にも反映しております。

 

 

当院の講座の内容を一言でいうと、「ツボの本だけでは知ることのできない『活きた』ツボの探し方や使い方を体得してもらうこと」

 

 

「体得」して頂くためには一方的に講義するのではダメで、マンツーマンで参加者の方のお身体のツボにアプローチしていく必要があります。

参加者の方々に自らツボを探してもらい、それを私がチェックしては、正しい位置をお伝えしていく。。。そんなやりとりが必要なのです。

 

 

前々から、セルフケアのためにきちんとツボを探して使えるような指導の必要性は感じていたので、今回のまちゼミは、その趣旨にピッタリ ♪

 

 

今回のまちゼミで、新しい方々との素晴らしいご縁がつくれることに期待しております(^^)


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2 コメント

  1. アナザン・スター
    2018年9月18日

    コメント復活、ありがとうございます。
    先日、テレビで大岡越前を観ていて、偶然ですが、枇杷葉で、怪我で動かなくなった手を治した場面が映りました。
    思わず、枇杷だ!と叫んでいましたが、小石川療養所があった頃、枇杷葉は大活躍していたのです。
    また江戸時代には、薬草の活用が、徳川家康の推奨で広まってもいました。
    火傷にも、虫刺されにも、感染症への対応にも効果を発揮しますよ。
    まさに、相手の心に寄り添った治療ができるのです。
    熊治療師の、声にも魅力があるんですね。
    またお邪魔いたします。

  2. suehiro-do
    2018年9月18日

    アナザン・スターさん、コメントありがとうございます。
    びわの葉の施術も含め、一人一人の患者さんと向き合って、その心に寄り添うことは、とても大切ですね。
    またのご来院をお待ちしております(^^)

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