大田区 池上線 久が原の鍼灸・びわの葉灸院 はり灸末廣堂

お問い合わせ
東急池上線  久が原駅徒歩3分、東急多摩川線  鵜の木駅徒歩10分

久が原駅徒歩3分 鵜の木駅徒歩10分

夏こそ、坐骨神経痛にご用心!

今年の夏、まだまだ厳しい残暑が続いてますね。

 

 

例年私たちは、自宅ではクーラーをあまり使わないのですが、今年はちょっと違ってまして、日中も就寝時もかなりクーラーを使ってしまっております。。。^^;

 

 

このクーラーの冷たい空気

暑い夏にはひんやりして気持ちがよいのですが、長時間冷房の効いた空気の中にいる場合は、その冷たい空気によりトラブルが起こりえます。

 

 

その代表が、坐骨神経痛

 

今年の夏は、ほぼ毎日といっていいほど、坐骨神経痛の患者さんが来院されました。

 

 

では、なぜクーラーが坐骨神経痛を悪化させるのでしょうか。。。?

 

 

夏のクーラーが坐骨神経痛を悪化させる原因


 

それは、「坐骨神経痛を悪化させる原因の一つに足の冷えがあり、足元に溜まったクーラーの冷たい空気が足の冷えを助長すること」にあります。

 

 

上肢や下肢の筋肉や関節に痛みやしびれを起こす症状を、東洋医学では「痺証」といいますが、この坐骨神経痛もその一つです。
「痺証」の原因は「冷えと湿気」なので、クーラーによる冷えでも坐骨神経痛は発症・悪化するのです。

 

 

冷たい空気が足元に溜まるのは、夏でも冬でも同じでして、「温かい空気は上昇しその反面冷たい空気は床の辺りに溜まり」ます。

これは、温めた空気の上昇する力を利用する「気球」を思い出して頂ければ、納得して頂けると思います。

 

 

この足元に溜まった冷たい空気
何気に、冬よりも夏の方が気を付けなければなりません。

 

 

といいますのも、冬は外気も寒いので防寒の意識も高く足元を靴下やスリッパで防寒する方が多いですが、夏はついつい薄着になり冷房の効いた室内でも裸足で過ごしている方が結構多い( ← 当院でのリサーチによる)からです。

ですから、本来冬によく発症する坐骨神経痛が、夏でも(特に今年は)発症することが多くなっているのです。

 

 

では、夏の坐骨神経痛を予防するにはどうすればよいのでしょうか。

 

 

夏の坐骨神経痛の予防する方法


 

この夏の坐骨神経痛を予防する方法の一つは、まずは「クーラーの効いた部屋で足元を冷やさない」ことです。
末端が冷えやすい方はもちろん、長時間クーラーの効いた部屋にいるならば、靴下やスリッパを履くことをオススメします。

 

 

また、暑い日には、「お風呂で湯船に浸かって温まる」のをついついカットしてしまう方も結構いらっしゃいますね。
日中にお仕事や勉強であまり動いていないうえに、就寝時もクーラーの効いた部屋にいると、ジワジワ身体が冷えて血行が悪くなり、足元の冷えも悪化してしまいます。
ですので、せめて一日の終わりに湯船に浸かって身体の巡りをよくすることも大切です。

 

 

ここで坐骨神経痛の予防法はまとめると、方法は2つですね。

 

1、クーラーの効いた部屋では、靴下やスリッパを履く
2、お風呂で湯船に浸かることを積極的に行う

 

坐骨神経痛はこじらせると、その痛みはかなり辛いもので、酷くなるとどんな姿勢でも痛くて眠ることも困難になったり、歩けなくなってしまったりします。
まずは、しっかり予防して頂きたいと思います。

 

 

そうはいっても、すでに坐骨神経痛になってしまった方には、

 

1、まずは「お風呂などで下半身をじっくり保温」してみること
2、痛みがある程度落ち着くまで「安静」にすること
をお勧めします。

 

神経痛も安静にしているだけで落ち着く場合もありますので、まずは無理をしないで安静を心がけましょう。

 

 

安静にしていても、どうにも神経痛が辛い方には、鍼灸もオススメです。
坐骨神経痛の改善に鍼灸が期待できると実感しております(神経痛でご来院された方の声は、こちら)。
椎間板ヘルニアがあったり脊柱管狭窄症がある方も、場合によっては改善を期待できることもありますので、よろしければご相談ください。


« 前の記事:

次の記事: »

コメントを投稿する

CAPTCHA


お問い合わせ
電話する