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腸内細菌と共に生きる

先日の2月22日(日)のNHKスペシャルで、とても参考になる放送がありました。

 

題名は、「 腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー 」

 

フローラとは、お花畑の意味。

人間の腸内に存在する100兆個以上の細菌群を総称して、「腸内フローラ」と呼ぶそうです。

 

科学技術の進歩によって、5~6年前から腸内細菌の様々な力が解明されてきていて、腸内細菌が放出する物質には、肥満予防、老化防止、アレルギー予防、血栓予防、貧血予防、糖尿病予防、薄毛予防などの効果があることが分かってきているとのこと。

 

ここまでの働きを腸内フローラがしていることからすると、腸内フローラは、臓器の一つとすらいえそうですね。

 

この腸内フローラ

 

そのタイプは人それぞれで、基本的に一生同じだそうで、どのような細菌が腸内に存在するかが、どのような病気になりやすいかに関係していることが解明されつつあります。

 

たとえば、肥満と癌の関係

肥満の人に多く存在する腸内細菌が老化を進める物質を放出し、それが癌を誘発するそうです。

前立腺がん・乳がん・大腸がんが肥満傾向の欧米人に多いことは、以前から言われていましたが、これが科学的に解明されたといえます。

 

さらには、性格やコミュニケーション能力も腸内フローラのタイプと関係していることが、マウスの実験のレベルですが解明されつつあります。

腸内環境を変えることで、うつ病を治せる時代も近いかもしれません。

 

このように、私たちの健康と大きな関係のある腸内細菌ですが、どのような細菌でも人間の腸内に住めるわけではなく、長い歴史の中で、人間が人間に有用な細菌を選んで腸内に住まわせるようになってきているそうです。

 

細菌にとって腸内はエサを摂りやすい環境にあり、人間にとっては細菌の出す様々な物質のお陰で健康を維持できる。

つまり、人間と腸内細菌は共生関係にあり、人間は腸内細菌と共に生きて一つの生命体といえるのです。

 

この共生関係を保つうえで重要なのが腸内細菌のエサ

 

食物繊維が腸内細菌のエサになるそうで、野菜や豆類を沢山摂ることが大切です。

昔から「野菜をたくさん食べましょう」と言われていますが、これが腸内細菌というキーワードで説明できます。

 

しかしながら、薬の濫用や食生活の乱れが、この奇跡の共生関係を崩しているのではとの危惧もあります。

 

腸内細菌を元気にして、腸内細菌から多くのパワーを頂けるように、食物繊維を沢山とる生活をしていきたいものですね(^^)


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