新型コロナウイルスの流行が本格化してきた、昨今
皆さんは、どのように対策されているでしょうか?
巷では、マスクや消毒用アルコールの売り切れが続出し、頭を悩ませている方も多いかと思います。
ですが、簡易な使い捨てのマスクでは呼吸器からの感染を予防することは困難ですし、コロナウイルスは目からも感染するリスクがあるとのことで、新型コロナウイルスを完全に予防することは無理だと思われます。
(マスクをすることで自分の咳から他の方に感染させることを予防することはできるので、その意味ではマスクをする意味はありますね)
ですから、ウイルスが体内に侵入するのは仕方なしと考えて、発症しないように、自分の免疫力を高めるようにすることが大切だと思います。
免疫力を高めるためにご自身で出来ることとしては、まずは、栄養バランスのよい食事や質のよい睡眠、適度な運動を心がけることが大切です。
ですが、さらに皆さんの免疫力を高めるために、ご自身で出来る良い方法があります。
それは。。。
「足三里」へのお灸です!
「足三里」とは、いわゆるツボの1つで、膝下のスネの筋肉の上にあります。
このスネにあるツボにお灸するだけで、免疫力を高めることが出来るなんて。。。にわかには信じられないかもしれません。
しかし、モクサアフリカ(2008年に2人のイギリス人鍼灸師(Merlin Young and Jenny Craig) によって設立されたチャリティー団体)は、アフリカサハラ南部で広がり続ける肺結核、薬剤耐性結核、AIDSとの複合感染の結核に日本式のお灸で顕著な効果を出しているです(モクサアフリカについての詳細は、こちら)
具体的には、180名の患者を被験者として、①「抗生物質+施灸」治療群90名と②「抗生物質のみ」治療群90名の2グループに分け、治療期間中①のグループには、毎日、足三里に7壮(両足で14壮)を施灸してもらいました。
その結果、最初の1カ月目で、②のグループでは結核菌が陰性になったのが2人であるのに対して、①のグループでは結核菌が陰性になったのは10人と明らかな差がでました。6か月目では、②のグループでも83人が陰性になりましたが、①のグループでは89人と殆どの患者が陰性になったのです。
抗生物質だけでも効果は出ましたが、お灸を加えることで治療効果が高まることが、比較試験の結果明らかになったのです。
新型コロナウイルスへの決定的な治療法がない今、足三里にお灸をして免疫力を高めては如何でしょうか!
幸い、今は自宅で簡単にお灸できるタイプの灸(台座灸)もあるのでお灸をするハードルも下がっていますね。
新型コロナウイルス対策にお灸、オススメです(^‐^)
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