関東は梅雨の時期が近づいてきましたね。
今年は冷夏との予報ですから、梅雨寒の日も多いと思われます。
梅雨寒のように湿気と寒さが絡んでくると、坐骨神経痛などの神経痛が悪化しやすいことをご存知でしょうか?
東洋医学では、「痺(ひ)」という病態を想定してます。
「痺(ひ)」という文字は「通じない、塞(ふさ)がる」という意味です。
風・寒・湿の三つの邪気(外因とも言います。身体の外から入ってくる病因)が混ざり合って身体の中に入り込むと、この邪気が筋肉や関節をこわばらせます。
その結果、気や血の巡りが悪くなり、気血が通じなくなると、痛み・痺れ(しびれ)・だるさが生じてくるのです。
坐骨神経痛など、現代でいうところの「神経痛」もこの「痺(ひ)」にあたる病態といえます。
そして、これからの梅雨の時期は、特に「湿」の邪気が主体となる「湿痺」が問題となってきます。
当院にご来院されている方からも、「梅雨の時期になると神経痛が悪化する」との声をよく耳にします。
湿痺は、痛むところが動かずに一定していて、長引くのが特徴です。
ですので、痛みや痺れを長引かせないためにも、できるだけ早期に対処することが得策です。
この痺による筋肉の「こわばり」を改善するのに、鍼灸は有効です。その結果、痺による痛みや痺れは改善されていきます。
当院にも神経痛でご来院される方は多く、多くの喜びの声を頂いております。ご来院している方の声はこちら>>
腕や脚に痛みだけでなく痺れも感じる場合、それは神経痛です(神経痛は、痛みだけの場合もあります)。
神経痛に鍼灸 オススメです(^^)
kuma
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