「ドクダミ」
というと、あの独特の匂いをイメージする方は多いのではないでしょうか。
ちょうど今の季節、白い十字の花をつけて、あの独特の匂いを雨上がりに発しますね。
あの匂いから敬遠されがちですが、古来から日本では、ドクダミは民間薬として広く利用されてきました。
「大和本草(やまとほんぞう)」という江戸時代の書物には、「我が国の馬医これを馬に用いると、十種の薬の効能があるので、十薬(じゅうやく)という」記述があります。 十種もの効能があるくらい万能な薬草として重宝されていたのです。
では、どのような方法でドクダミを利用するかといいますと。。。
まずは、ドクダミ茶 利尿・便通・高血圧予防に効果があると云われています。
因みに、ドクダミ茶の作り方は。。。
1.花が咲いている時期の地上部全草を刈りとる。
2.風通しのよいところに吊るして陰干しした後、ハサミで適当な大きさに刻む。
3.乾燥剤を入れて保存する。
です。
また、生の葉をよく揉んで、でてくる汁を化膿や擦り傷に塗り込むことは、化膿や擦り傷に効果的です。 アウトドアで怪我をした時に知っておくと便利ですね♪
さらに、 乾燥した葉を適量、お風呂に入れると、あせも・湿疹に効果があると云われています。 これからの暑くなる時期には、知っておくと重宝します。
ドクダミのように生命力の強い野草からは、様々な方法で、そのエネルギーを頂きましょう(^^)
kuma
« 前の記事:足指のチカラ!足育のススメ♪
次の記事:梅雨時期の坐骨神経痛に鍼灸を! »
2 コメント
春には、お世話になりました。散策で、垂れ桜を堪能させてもらい
貴重な時間を使わせましたこと、ありがとうございます。
毎月、朔日には邪気祓いをするように決めています。
先日の雨には取れなかったドクダミを、花のまま刈って焼酎に
漬けました。化粧水にするのです。
ドクダミ化粧水は、枇杷葉ローションと同じで、滲みや雀斑を消してくれます。
また、ニキビにも有効です。
お茶で飲むことから始め、化粧水で使うといいようです。
手作り品は、手間がかかりますが、安価で添加物も、界面活性剤もなく
安心して使えますね。
因みに、葉はスペードです。
アナザン・スターさん
先日は、遠方からのご来院ありがとうございました。
さすが、アナザン・スターさんは、ドクダミを活用されてますね♪
ビワも含め、自然の力をできるだけ頂いていきたいものです(^^)