大田区 池上線 久が原の鍼灸・びわの葉灸院 はり灸末廣堂

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チャンスを活かす! 鳳凰三山日帰り縦走

今週の定休日の月曜日、南アルプスの「鳳凰三山(日本百名山)」を日帰りで周回登山してきました。

 

奇跡的に梅雨前線が南下して、関東は晴れ間を期待できたので、家族にお願いしての1人登山です!

 

今回のコースは、青木鉱泉からドンドコ沢ルートを上り、地蔵岳観音岳薬師岳(この三つの山を総称して鳳凰三山)と縦走し、中道ルートを下って青木鉱泉に戻る縦走コースです。

 

車で登山口の青木鉱泉についたのは、430

青木鉱泉の標高は約1100mあるので、早朝の涼しさが嬉しい

久々にアルプスに来たことを実感です♪

 

今回のコースタイムは12時間35分と長いので、早々に準備をして、青木鉱泉を440分にスタート!

上りは、ドンドコ沢コースを辿ります

 

ドンドコ沢コースは、途中大きな滝が四つもあり、滝見をしながら休憩もできる楽しいコース♪

登山口から10分程歩くと、昨年の台風19号の影響により迂回路が。。。

これからの時代、沢沿いのコースは、いつ通行止めになるか分かりませんね^^;

 

迂回路を過ぎ、振り返ると朝日

好天に感謝です^_^

 

「ドンドコ」って響きがなんだか楽しくなります

 

朝日で輝く森の中を進む

 

 

森の匂いが心地よい

 

上り始めて、50分もすると最初の滝

小さな滝ですが、久々に滝を観ることができて、テンションが上がります!

 

最初の滝を過ぎると、足掛かりのあまりない切り立った岩場

3メートル程の高さですが、三点支持を心掛けてザイルにも少し頼りつつ、クリアー(実は、この岩場が後で一悶着の原因になります。。)

 

さらに山麓の森を進むと苔の世界

ムリムリと生えてます(笑)

 

二つ目の小さな滝を経て

 

1時間でドンドコ沢の一つ目の大滝「南精進ヶ滝」に到着(545)

かなり大きな滝で、快晴の中で観ることが出来て、ラッキーです!

大きな滝壺も ♪

 

前日の雨のお陰で、苔の森は生き生きとしています!

 

 

ドンドコ沢コースは、途中数回、渡渉を繰り返し

梅雨の時期だったので、増水していないか気になっていましたが、幸い問題なく渡れました ^_^

 

樹林帯の中の急登を更に進むと。。。

 

2番目の大滝「鳳凰の滝」(620分着)

鳳凰の滝はコースからかなり外れた所にあって、立ち寄るのに少々時間を要する割には、あまり近くまで寄れなかったのが残念なところ

ですが、行動食を食べながら休憩がてら、滝見を堪能しました ^_^

 

鳳凰の滝から約50分、3番目の大滝「白糸の滝」(78分着)

滝の流れが白いスジのようだから「白糸」の名前が付いたのか。。

白糸の滝の標高は約1900m

今回のコースの標高差からすると、ようやく半分の800mほど登ったところ

まだまだ先は長いです (^^;;

 

白糸の滝から30分程上ると、4番目の大滝「五色の滝」

なんと、朝日に照らされて滝に虹が!

虹が架かることが多いから、この名前が付いたのかもしれませんね♪

 

五色の滝を過ぎると、標高も2000mを超えて木の高さも低くなり、空が開けてきましたが。。

んっ!東の方角を見上げるとガスが。。。!

梅雨の時期で空気の水蒸気も多いからでしょう。

朝日に照らされて水蒸気がガス()となって山麓から上がってきつつあります。

 

経験からして「夏山の眺望は大体朝10時まで」(←太陽で温められたガスが上昇してくる)と分かっていたものの、出来れば、地蔵岳までは晴れて欲しいと思っていたので、ちょっと焦ります ^^;

 

ですが、西の方角を見ると、地蔵岳のオベリスクが快晴の中に見えました!

快晴の中のオベリスクをみたいとの想いで、歩を速めます。

 

鳳凰小屋816分着

 

コロナ禍の中、水場での手洗いが必要です!

山小屋の水場で石鹸使ったのは初めてです。時代ですね^^;

 

人懐っこい小屋番さんと暫し歓談し、早々に出発

快晴のオベリスクを目指します!

 

小屋を発ってから20分もすると、有名なオベリスク直下のザレ場(←細かい砂地の斜面)

遠くオベリスクが見えています

 

前情報で、かなり足をとられることは分かっていたので、今回はストック二本を準備していました!

これで、ザレ場に足をとられるにしても省力化できます。

 

それにしても、ザレザレです(^^;;

 

 

森林限界が迫っています

 

オベリスクまで後少し!

 

振り返ると、かなりのザレ場を登ってきたのを実感

 

地蔵岳(オベリスク、2764m)9時ジャストに到着!

いつ見ても、カッコイイ山です!快晴の中で観ることができて感無量です♪

オベリスク自体は、ロープで確保しながらでないと、登るのは非常に危険なので、登頂は諦めです(^^;;

 

少し離れたところに山頂標識

東の方角からのガスが早くもオベリスクにかかりつつあります!

 

オベリスクを眺めつつ、休憩していると、オベリスク登頂を試みる登山者が!

登頂に成功するかもと思い、暫く観ていましたが、残念ながら登頂出来ずに引き返してきました。無理は禁物ですね。

 

地蔵岳というだけに、山頂付近の「賽の河原」には、たくさんの石仏が ^_^

 

西の方角もかなりガスが上がってきています!

かろうじて北岳が頭を出しています

 

残りの行程も出来るだけイイ天気の中歩きたいと思い、休憩10分程で観音岳に向けて出発

観音岳にもガスがかかってきています

 

残念ながら、白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を眺めつつの稜線歩きは、おあずけです

 

今回初めての高山植物イワカガミ

 

雄大な観音岳が目前に

 

鳳凰小屋への分岐点10時着

 

分岐点には、立髪を翻している動物のような松の木が

首が長くて大きな口を持つ奇獣のようです!

 

ジンクス通り、午前10時を過ぎるとガスの上昇が激しい

 

白根三山は、完全にガスの中

 

地蔵岳から観音岳までは、あまりアップダウンのない白砂の稜線歩き

 

イワカガミの群落に遭遇

なかなか壮観です!

 

観音岳が見えてきた

 

山頂付近には、地蔵岳のオベリスクのような岩峰も

 

観音岳山頂(2841m)1030分着

まだ上空には青空が♪

 

山頂には、鉄パイプで組んだケルン

 

大した眺望もないので、薬師岳に向けて早々に出発

観音岳から薬師岳の間は殆どアップダウンのない気持ちのよい稜線歩き

 

白砂の稜線が続くも、遂にガスに飲み込まれました!

 

薬師岳山頂は、目前!

 

薬師岳山頂(2780m)1055分着

すでに山頂はガスに包まれて、眺望はゼロ (^^;;

 

で、ここで問題が発生!

薬師岳山頂で、ある登山者に「どのルートで来たのですか?」と尋ねられたので、「ドンドコ沢を上がってきた」と答えたら、とても驚かれました。

というのも、その方の話では、これから下りで使う中道ルートの登山口に「ドンドコ沢ルートは、台風19号のため土砂崩れがあり、通行できません!」との掲示があったというのです。

 

その方はドンドコ沢を下りたいと思っていたそうですが、この掲示のために、ドンドコ沢下りを諦めていたのです。。。

個人的には通行不能な箇所はなかったので、正直、お気の毒にと思いました。。。

 

因みに、薬師岳山頂のケルンには「ドンドコ沢ルートには台風19号のために土砂崩れあり!ご注意ください。」とあります。

これ位の表現が妥当かなと思うところです。

 

登山道の掲示の影響力を考えると、中道登山口の掲示も表現を変えるべきでは。。。なんて思いつつ、眺望もなくなってしまったので、早々に中道ルートへ

 

 

中道ルートに入ってから、すぐの所で雪渓が

 

歩を進めていくと、次第に樹林帯の中へ

ガスも出てきて、暗い樹林帯を進むことに。。。

 

中道ルートは、眺望の全くない樹林帯の中。正直歩いていて楽しくはありません(^^;;

なので、中道ルートは「下りに」使うのがよいと思います(天気の崩れがちな遅い時間帯なら、眺望なくても問題なし!)

 

そうこうするうちに、巨大な岩に遭遇!

御座石(ございし)という名の岩で、岩の脇の木に立て掛けてあるストックと比べれば、その大きさが分かります。

 

御座石の岩肌に「イワカガミ」

この暗い環境でも健気に咲いています!

 

暗い針葉樹の樹林帯の中、高度を次第に下げてくると、日差しが明るく抜ける広葉樹の森へ

斜度も緩やかになり、日差しも少し回復してきて、のんびり歩きです

 

暫く気持ちのよい森歩きをしてから、遂に中道ルート登山口に到着(1315)

ここで、トラブルの原因となった掲示がありました

やはり、表現としてキツ過ぎると思います

 

後日、薬師岳小屋に連絡して中道登山口の掲示について質問したところ「ドンドコ沢ルートの1箇所にザイルが付けてあるが足掛かりのあまりない岩場があり(←前に触れました)、登山初心者だとリスクがあるので『通行止め』ということにした」との答えでした。

 

個人的意見としては「ドンドコ沢ルート上には、1箇所ザイルが張ってあるものの、足掛かりのあまりない岩場があるので、初心者の方は無理しないで下さい」位の表現に差し替えるといいのではないかと思いました。

 

あとは林道を青木鉱泉に向けて歩くのみ。

青木鉱泉への林道は、正に苔天国

苔と岩の美しいロックガーデンですね ^_^

 

静かな森を抜けて、1350分に青木鉱泉にゴール!

コースタイム12時間35分のところを休憩時間込みで9時間10分で歩き切りました♪

 

鳳凰三山は、東京から見れば南アルプスの前衛の山で東京からのアクセスもよく、技術的にも難しいところは無いので、南アルプスへの登山の入門としてはオススメの山です。

 

ただ、今回のコースは、青木鉱泉(1100m)と最高峰の観音岳(2841m)との標高差が1741mもあるので、相当な山歩きに慣れている方でないと「日帰りで」周回することは難しいです。

私も中道の下山中で気が抜けかかって2回コケました(^^;;

 

オススメは、ドンドコ沢コースの途中にある鳳凰小屋で一泊し、早朝に好天の中、地蔵岳のオベリスクを楽しむこと(←夏山では、大体午前10時位には麓のガスが上がってきて眺望が悪くなります)

 

今回、充実した登山となりましたが、色々と思うところがありました。

 

前々からこのルートを日帰りで歩くことを考えていましたが、距離が長いので日の長い季節が理想です。

とはいえ、太平洋高気圧が張り出す真夏ですと、南アルプスは雷のリスクが高くなるので、ちょうど今頃が理想です。

そんな中、定休日の月曜日に偶然梅雨前線が南下して晴れ間を期待できる状況になったのです。

 

また、昨年の台風19号の影響でドンドコ沢ルートが荒れて通行止めとの情報があったように、今後ますます巨大化する台風によって、今まで通行できていた登山道が急に通れなくなることも増えてくることは、最近ひしひしと感じてました。

 

思い立ったが吉日

 

今回、このチャンスを活かすことができて大きな充実感を感じることができました。

そのチャンスを活かすために日々のトレーニングを続けていて良かったとも思います。

 

このことは、仕事にも通じますね。

どんな症状の患者さんが来院しても落ち着いて対応するために、日々準備を欠かさないことは大切です。

 

今後とも、仕事も遊びもチャンスを最大に活かせるように過ごしていきたいと思いました^_^


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